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口頭発表

 

8、いかにして資源を最大限活用するか-「アクティブ・メッセージング・ユニット」(AMU)というコンセプトを用いた然るべき場所への教育者配置に関する事例研究

 

ツァン キットマン、フランシス

オーシャンパーク香港

 

人の「語り」とプレゼンテーションは、メッセージを伝えるうえで最も効果的な方法であることが判明したが、人的資源は、動物園の教育において最も貴重な資源の1つである。したがって、然るべき場所・時に「語り」を行う教育者を配置することにより、あらゆる施設において、教育メッセージの届く範囲が最大となることは確実である。ここ海洋公園で我々は、アクティブ・メッセージ・ユニット(AMU)の評価というコンセプトを用いており、来場者の流れに合わせて然るべき場所に語り手を配置している。このAMUは、我々の語りの取り組みを数値化し、既存戦略を見直し、スタッフの配置、研修、募集のための計画を立てるうえで役に立っている。さらに、我々は、保全メッセージの伝達において、各動物の公開に固有の環境に合わせた多様な手法も用いている。語りの実施を増やすことによって我々は、環境に優しい生き方を提唱するために、より多くの聞き手に接触することができる。このプレゼンテーションは、動物園の教育における貴重な人的資源の効果的活用に役立てるためにAMUを用いる際の我々の経験をシェアするものである。