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口頭発表

 

20、動物園のハロウィーン-「野生生物にとって生き残ることは難しい」

 

ウェンチ リン(Wenchi Lin)

台北市動物園

 

ハロウィーンが来ると、台北市動物園の教育センターは、環境教育、種の保護および保全教育を念頭に置いて、長期の展示物に飾り付けを施し、「野生生物にとって生き残ることは難しい」というテーマを表現する。我々は、下記に挙げる要素で、ハロウィーンの「怖い」イメージを利用して、意図する効果を出している。その要素とは、違法な罠の使用、野生生物に対するダメージと危害、野生生物の乱獲と過剰狩猟、道路での事故死、ごみのポイ捨てによる環境へのダメージ、といったものである。我々は、自分自身の行動が野生生物の生き残りに影響を及ぼすこと、野生生物に対する脅威を減らすには、皆が個人個人で変革を取り入れる必要があることを、来園者に気付かせたい。このエキシビションは、台北市立動物園のスタッフの創造性と地元企業のリソースのコンビネーションである。ここ何年も、常に来園者に人気のエキシビションとなっている。