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ポスター発表

 

3、水族館が設置、運営する子ども漁業博物館「アクアマリンうおのぞき」

 

古川 健

アクアマリンふくしま

 

アクアマリンふくしまは、福島県が設置した水族館で、2000年の開館当初より公益財団法人ふくしま海洋科学館が運営をしています。子ども漁業博物館「アクアマリンうおのぞき」は、当財団の自主事業として2010年4月1日に小名浜漁港東市場内に開館しました。
当博物館は、伝統文化の継承、魚食の啓発、水産漁業振興をコンセプトとしています。開館以来、子どもたちに昔ながらの漁業技術や文化、現在の漁業が抱える問題を紹介するとともに、将来にわたって持続的に漁業資源を利用することの大切さを伝える展示や体験プログラムを提供してきました。しかしながら、2011年3月11日の地震による津浪の流入により、施設は壊滅的なダメージを受けました。同年7月15日に一度は再開しましたが、漁港再編に伴う冷凍冷蔵庫の建設により、昨年12月28日に小名浜港1,2号ふ頭の間にある小名浜美食ホテル2号棟に移転をしました。
今回の発表では、当施設の紹介の他、運営の工夫や運営状況につき報告をします。