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ポスター発表

 

31、プロジェクト マネージャー

 

サリタ ザナワリ

ネパール National Trust for Nature Conservation-セントラル動物園

 

野生動物の生きた標本というコレクションを管理・展示する施設である「セントラル動物園」は、保全教育において、ユニークかつ非常に大きな可能性を提供する施設である。年間来園者は百万人を超え、その大部分が農村地域からの来園者であるネパール、カトマンズのセントラル動物園は、多種多様なネパール人団体のための、いわば歩く野生動物百科事典のようなツアーとなっている。当動物園では、主に児童・学生を対象にして2種類の保全教育プログラムを行っており、そうしたプログラムでは毎年、300の異なる学校から約6千人のフレンズ・オブ・ザ・ズー(FOZ)会員が、さまざまな環境関連プログラム活動に参加する。動物園に属する重要な保全の要素である教育は、自然界の価値を維持することにおいて重要かつ持続的な影響を与えることができ、これはまさに保全にとって最も大切なことである。そのため、効果的な教育プログラムを行うことで、我々は、人々に生物の多様性や野生生物の保護に対する意識を持たせているだけでなく、自然や自然資源を後世に残す方法を教えているのである。