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口頭発表

 

24、韓国国立扶余博物館の教育活動

 

金善英(キム スンヨン)

韓国国立扶余博物館

 

国立扶余博物館は、百済王朝の歴史を専門とした博物館である。その収蔵品には、国宝3点と道宝7点をはじめ、約26,000点の人工遺物が含まれている(そのうち1,000点が展示されている)。当博物館では教育プログラムの一環として、膨大な量の収蔵品の中でも呼び物となっている品々を用いて、かつて栄えた百済の文化を説明する多種多様な魅力ある活動を行っている。当博物館では、テーマに合わせたプログラム作成と協力体制の整備とを通じて、地域社会との交流も追求している。

このプレゼンテーションの目的は、当博物館で実施されている教育イニシアチブのいくつかを紹介することである。
・学校:学校団体を対象とした博物館ツアーおよび歴史的、文化的活動
・百済について:すべての年齢向けの、百済王朝に焦点を合わせた講義、ワークショップおよび現地調査
・家族の週末:家族を対象とした週末レクリエーション活動
・地域団体:地域住民を対象とした地域重視の文化プログラム
・文化の多様性:多文化家族、ひとり親家族、低所得家族および身体障害者と伝統文化を共有できるよう計画された利用しやすい活動