2016年11月26日(土)〜27日(日)に新潟市水族館マリンピア日本海で開催された新潟大会は全国より参加者総勢98名(会員77名、会員外21名)が集まりました。
今大会のテーマは野外(自然)体験活動で、各園の事例報告を交えた口頭発表18題、ポスター発表16題の発表がありました。また、懇親会は多くの方に参加いただき、大いに盛り上がりました。
翌日はポスター賞表彰とともに閉会し、会場である新潟市水族館マリンピア日本海の施設見学をさせていただきました。職員の皆様のご協力のもと、充実した時間となり、盛況のうちに無事に終了することができました。心より感謝申し上げます。
今回、大会にご参加された4名の方に、感想をお寄せいただいたのでご紹介します。
私がZOO教研に参加するのは、今回の新潟大会で3回目になりました。ZOO教研には動物園・水族館の関係者の方や研究者の方、学校の先生方、学生、他にも様々な分野からの参加者がいますが、誰でも気負わず参加できるあたたかい空気に包まれています。これは初めて参加した時から感じていることです。多様な参加者が垣根なく動物園教育について意見交換できる機会は、とても貴重だと改めて感じました。発表内容は現場で行なわれている日々の実践や、教育理論に関する研究まで幅広く、私もたくさんの刺激を受けました。そして、その刺激が次の1年の成長へと繋がっていると継続的に参加したことで気づきました。
また今回は初めてポスター発表をしました。私のような学生の発表にも多くの方が足を止めてくださり、様々な視点からのご意見を頂きました。日頃から動物園・水族館の教育の現場で活動していらっしゃる方からのご意見にはリアリティがあり、新しい視点を頂けたと思います。ポスター発表の時間以外でも懇親会や移動中など声をかけてくださる方もいて、発表をしたことで今まで以上にたくさんの方と交流することができました。そして嬉しいことに、最優秀ポスター賞を頂くことが出来ました。このような賞をいただけたことは大変光栄ですし、これからも更に精進していきたいです。
ZOO教研に参加することで、動物園で行われている教育活動やその成果を知れることはもちろんですが、何よりも日々の実践や研究につながる刺激をもらえたことが私にとっては大きな収穫でした。最後になりましたが新潟大会でお世話になった、高橋会長をはじめ役員の皆様、事務局の皆様、新潟市水族館マリンピア日本海の皆様、参加者の皆様に深く御礼申し上げます。
青山学院大学 斎藤美雪
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