第61回日本動物園水族館教育研究会ウェブ大会開催のご案内

 令和2年度に碧南海浜水族館を開催館として開催予定だった第61回日本動物園水族館教育研究会は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、Web会議ツールZoomを活用したウェブ大会として開催することとなりました。このため、昨年度までとは開催内容、参加方法、申込方法が大きく異なります。研究会としても初めての試みであり、皆様にも有意義な大会となるよう、実行委員、運営委員一同、努力してまいります。皆様におかれましては、内容をよくご確認の上、ご参加いただけますようお願いいたします。

開催日時

 2021年 2 月 6 日(土) 9:00 ~ 2 月 7 日(日) 17:00
 ※発表件数などにより、時間変更の可能性あり

大会テーマ

「今だから考える、つながる、わかちあう」

 動物園水族館に従事する皆様、その教育活動に関わる皆様につきましては、昨今のコロナ禍でご多忙の日々を過ごされておられると思われます。生き物との関わりや学びの機会を提供する一方で、感染拡大防止に努めるため、多くの創意工夫を行っておられることと存じます。人々と環境や野生動物の繋がりを見出す動物園水族館として、私達はこれから動物園水族館教育とどう向き合っていけばよいのでしょうか。教育の先進的な取り組みはもちろんのこと、コロナ禍における教育手法の情報共有など、この状況を乗り越えていくために活発な議論ができる場にしていきたいと思っております。日本全国(可能であれば海外からも、ぜひこの機会に)からの発表・参加をお待ちしております。

大会スケジュール

【2月6日(土)】 

 ■  9:00~ 9:15 オリエンテーション

 ■  9:15~10:00  口頭発表

 ■ 10:00~12:00 基調講演

『(仮題)動物園・水族館の存在意義と教育の役割を考える
   -生き残って未来を変える動物園・水族館を目指して』

 講師:本田 公夫 氏

 ■ 13:00~17:00 口頭発表、ポスター発表

 ■ 18:00~20:00 意見交換会

【2月7日(日)】

 ■  9:00~ 9:05 オリエンテーション

 ■  9:05~14:30  口頭発表

 ■ 14:30~16:00 自由企画
(自園館のオンライン施設紹介や生物ガイドのデモンストレーション、特定のテーマに沿った議論などを行う時間とします。)

 ■ 16:00~17:00 総会

基調講演講師プロフィール

本田公夫(ほんだ きみお)

 ■ 所属:現在フリー。様々な活動の手がかりを模索中。

 ■ プロフィール

 幼時より動物と動物園水族館、野生生物保護、アート、映画などに強い興味を持つ。中学の頃より日常的に東京の動物園に通い、大学入学とともに東京動物園ボランティアーズ(TZV)3期生となる。「動物園水族館は伝えるべきことを利用者に伝えていない」という不満がTZV入会の最大の動機で、当時Zoo教研は2度ほど参加。慶応大学商学部卒業後、大日本印刷海外事業部、同社米国法人ニューヨーク本社を経て、シンシナティ動植物園グラフィック展示キューレーターを経験、その後Wildlife Conservation Society展示グラフィック部門で19年にわたりブロンクス動物園を筆頭に傘下の5園館と域内保全活動現場での展示デザイン・制作・メンテナンスに携わる。2019年10月に退職、現在次のステージへ向けて準備中。

 横浜市金沢動物公園再生計画、東京都立動物園再整備計画(上野、多摩、井の頭)などに招聘されて参加。2014年よりJAZAの通訳としてWAZAに対応。

 学生時代よりイラストの寄稿、ロゴデザインなど多数。JZAE「初代ロゴ」は本田の手になるもの。

 Curator: The Museum Journal 編集委員。

【著書・論文】

・「動物園から未来を変える」(川端裕人と共著):亜紀書房 2019年

・「似てひなる日本と欧米の動物園—野生生物保全と動物福祉の視点から」:三田評論 2017年6月号
オンライン:https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/features/2017/06-2.html

・「動物園の展示学—動物園とデザイン」:「動物園学入門」7章 朝倉書店 2014年

・「日本の動物園の現状と課題」:「畜産の研究」2006年第1号

・“Benefits of Interpretive-focused Approach to Zoo and Aquarium Design”:AZA 2016年総会ポスター発表
https://www.zoolex.org/.../2020/02/10/honda_aza_2016.pdf

参加方式

  • 口頭発表、ポスター発表、自由企画、いずれの発表と懇親会においてWeb会議ツールZoomを使用します。そのため、インターネット接続環境が必要となります。
    発表者はZoomアプリがインストールされたカメラ・マイク付きのパソコン・スマートフォン・タブレットが必要です。参加のみであれば、インターネットブラウザーから見ることができます。なお、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使用しますので、使用されるZoomアプリは最新版(2020年10月14日現在ではver.5.3以降)をインストールしてください。
  • 本ウェブ大会のプログラムと要旨集は、自由にご覧いただけるよう日本動物園水族館教育研究会のホームページに掲載します。
  • ウェブ大会の参加に必要なスケジュールの詳細やZoom会議室のURL、ポスター発表のポスター等の情報は、非公開のウェブ大会専用ページを設立し、掲載します。大会専用ページのURLは、参加申込みをいただき、年会費もしくは学生参加費の入金が確認された方にのみ、1月29日(金)までに、参加申込みの際に登録をいただいたE-mailアドレスにご連絡いたします。なお、参加申込みをしていない人に大会専用ページのURLを知らせることは厳禁とします。
  • ポスター発表のポスターは、開催1週間前の1月30日(土)より、大会専用ページにファイルを掲載します。ポスター発表は、発表者毎に会議室を設けて質疑応答を行います。各ポスター発表のURLは大会専用ページに掲載します。
  • 口頭発表、ポスター発表、自由企画について発表者と実行委員会の許可なく、録画録音やスクリーンショットなどによる記録・保存・撮影をすることは禁止とします。

参加資格

 会員及び学生参加者
 ※一般参加は受け付けませんので、参加ご希望の方は、会員登録をお願いします。

主 催

 日本動物園水族館教育研究会
    ホームページ:https://jzae.jp/

後援(予定)

 (公社)日本動物園水族館協会(予定)

ウェブ大会実行委員

  委員長  京都市動物園                  岡部光太

  副委員長 動物教材研究所pocket           松本朱実

        SARU 外平動物総合事務所       外平友佳理

        新潟市水族館マリンピア日本海  大和 淳

        滋賀県立琵琶湖博物館          金尾滋史

        日本モンキーセンター          赤見理恵

参加申し込み

(1)「参加・発表申込書」について

 次の URL又はQRコードより「参加・発表申込みフォーム」にアクセスして、参加及び発表の申込みを行ってください。締切は、令和3年1月15日(金)です。※申込み締切を延長しました。

【参加・発表申込みフォームURL】https://ws.formzu.net/fgen/S92220239/

(2)参加費について

【会員】
 本大会の参加費は無料ですが、年会費3,000円が未納の方は年会費を納入してください。お振込みいただく年会費の金額は、延滞の有無により同封の払込取扱票に記載しています。振込み方法は、(3)①を参照してください。

【新規入会者】
 新規入会の旨を書き添えた上で、入会金1,000円及び年会費3,000円を(3)②を参照の上、お振込みください。また、これと同時に当研究会のホームページの入会申し込みページ        https://jzae.jp/member_gaiyo/ より申込みフォームにアクセスをして会員情報を登録してください。会員には、毎年、研究会誌と研究会の開催案内をお送りします。

【会員以外】
 本大会は、学生の方だけ本大会のみの参加を受付します。学生以外の方は、当研究会にご入会ください。

  学生の参加費 2,000円 ※(3)②を参照の上、払い込みください。

(3)払い込みについて

① 会員の方

 ア 同封の払込取扱票をご利用ください。
  ※団体会員には請求書を送付しますので、請求書の金額を指定の口座にお振込みください。
 イ 通信欄には、必ず「住所、氏名」をご記入ください。会員情報を登録した際の内容に変更がある場合には、その内容を記載してください。
 ウ 払込手数料はご負担ください。
 エ 郵便局窓口にて払い込みください。
 オ 領収書をご希望の方には、通信欄にその旨と明細をご記入ください。入金確認後に郵送いたします。

② 新規入会及び学生参加の方
 ア 払込用紙は、郵便局窓口の備え付けの払込取扱票(青色)をご利用ください。
 イ 通信欄には、必ず「代金内訳(新規入会、または、学生参加費等)、住所、氏名、連絡先電話番号、E-mailアドレス」をご記入ください。
 ウ 払込手数料はご負担ください。
 エ 郵便局窓口にて払い込みください。
 オ 領収書をご希望の方には、通信欄にその旨と明細をご記入ください。入金確認後に郵送いたします。
 ※学生参加の方で入金後に参加をキャンセルする場合にも、返金はいたしませんのでご注意ください。

振込み先 / ゆうちょ銀行  
番号:02220-0-0114670
名義 /日本動物園水族館教育研究会

③ その他
他の金融機関からの振込など、上記以外の納入方法については事務局にご相談ください。

発表申し込み

(1)発表方法

 発表者は会員(研究発表申し込み締切日までに申込み手続きが完了をした人)および、共同発表者に会員を含む学生に限ります。会員の発表における共同発表者には会員以外が含まれていても構いません。発表は「口頭発表」「ポスター発表」のどちらかで1題のみです。なお、「自由企画」については口頭発表・ポスター発表の発表者も重複して企画者となることができます。

 なお、口頭発表希望者が多数の場合、発表要旨の内容を審査し、ポスター発表に変更していただく場合があります。審査は、当研究会の役員が行います。予めご了承下さい。

① 口頭発表

 ア 発表時間は10分~15分を予定しています(質疑応答を含む)。

 イ 口頭発表は、Zoomの画面共有を用いて発表者からのリアルタイム配信によって行います。質疑応答も座長進行のもと、Zoom で行います。

② ポスター発表

 ア ポスター発表は、事前に提出されたポスターのデータをPDFファイルにて大会専用ページに掲載します。

 イ ポスター発表者には、それぞれに専用のZoom会議室を開設し、質問等のある方は、対象の会議室を訪問する方式をとることを予定しています。

 ウ ポスターのデータの作成方法や提出先は、後日、発表者に連絡します。

③自由企画(別途申込み)

 ア 自由企画は、Zoomを活用した提案型のオンライン集会で、自園館の施設紹介、ガイドやイベントのデモンストレーション、オンラインワークショップ、特定のテーマに関わる議論などを想定しています。時間は最長90分で、最大5件を同時進行で開催する予定です。

 イ 自由企画のZoomの会議室は運営側で準備をします。その後は企画者からのリアルタイム配信によって行い、企画の進行および内容の責任については企画者にすべて一任します。

 ウ 自由企画の募集は別途会員メーリングリストにて告知し、メールで応募する形式をとります。口頭発表・ポスター発表に申し込みをされている方も企画者となることができます。なお、応募数が多い場合は、提案内容を審査し、自由企画としてふさわしいものを採択させていただきます。審査は、当研究会の役員が行います。予めご了承ください。

(2)発表申し込み方法

発表申し込み、発表要旨提出締切:令和2年12月15日(火)

 ① 9(1)に記載したとおり、参加申込みと一緒に「参加・発表申込みフォーム」より発表の申込みをしてください。

 ② 口頭発表及びポスター発表の発表要旨は、12.発表要旨作成要領を参照の上、Wordファイルデータ(.docx形式)として、下記の発表要旨提出先へ提出をしてください。締切は、発表申込みと同じ令和2年12月15日(火)です。

 ③ 口頭発表を申し込まれた方には、大会開催の一ヶ月前までに全員にポスター発表への変更の是非をメールにて連絡します。審査結果のメールが届かなかった場合には、ご面倒をお掛けしますが、事務局までご一報ください。

<発表要旨提出先>

新潟市水族館マリンピア日本海 大和 淳
E-mail: a_yamato@marinepia.or.jp
締切:令和2年12月15日(火)

発表要旨作成要領

(1)要旨の書き方について

 下記発表要旨の様式に沿った形で提出してください。様式が整っていないものは受け付けませんので注意してください。なお研究会ホームページにも様式を準備しますので適時活用して作成してください。

 ① Word2007以上のファイル形式(拡張子が.docx)で作成し、原稿サイズA4縦で、1ページに横書きとする。

 ② 上下余30mm、左右余白25mm、1行36文字40行に設定し、段組みは使用しない。

 ③ 1行目には、発表演題をフォントサイズ16p、ゴシック体で記述しセンタリングする。

 ④ 2行目は余白とする。

 ⑤ 3行目には、フォントサイズ10.5pt、ゴシック体で発表者名、続けて共同研究者を右寄せで記述し、発表者名の頭に○印をつける。

 ⑥ 4行目には、ゴシック体で発表者の所属先(勤務先)を右寄せで記述する。

 ⑦ 5行目は余白とする。

 ⑧ 6行目から発表要旨を記述する。フォントサイズは10.5pt、明朝体とする。前記③~⑦を含め、A4用紙1枚に収めて記述する。

 ⑨ 発表要旨は当日の発表内容について簡潔にまとめられたものである。無駄な前文が長く、「当日は●●について報告する」とならないように気を付けること(その報告する●●の内容を記述するのが要旨である)。内容は、研究目的・方法・結果・考察などの概要をできるだけ具体的にかつ簡潔に記述されたものとする。

【 発表要旨テンプレートデータ( Word )のダウンロードはこちらから】

 発表要旨の内容に問題があった場合には、発表者には内容の訂正を依頼する場合があります。また、発表要旨の体裁に不備があった場合には、一部修正を加えることがありますので、ご了承ください。

(2)その他

その他

 大会への参加方法(Zoomの設定や使用方法など)の詳細については、2020年内を目途に研究会のホームページに掲載します。また、その他ご不安な点やご不明な点がありましたら随時回答をさせていただきますので、ご気軽にご連絡ください。

申込み及びお問合せ先

(1)発表要旨の提出先

ウェブ大会実行委員 マリンピア日本海新潟市水族館 大和 淳
電話025-228-0313 E-mail: a_yamato@marinepia.or.jp

(2)Zoomの使用や発表方法等大会運営に関するお問合せ

ウェブ大会実行委員 日本モンキーセンター 赤見 理恵
電話0568-61-2327 E-mail: rie.akami@j-monkey.jp 

(3)参加申込み、会費・参加費、会員登録等に関するお問合せ

日本動物園水族館教育研究会事務局 アクアマリンふくしま 古川 健
電話0246-73-5021 E-mail: furukawa@aquamarine.or.jp

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