第62回日本動物園水族館教育研究会

 新型コロナウィルス感染の終息の目途がたたないため、拡大防止の観点から令和3年度の年次大会は、Web会議ツールZoomを活用したウェブ大会として開催することとなりました。昨年度の開催内容を踏まえ、より有意義な大会となるよう、実行委員、運営委員一同、努力してまいります。皆様におかれましては、内容をよくご確認の上、ご参加いただけますようお願いいたします。

開催日時

令和4(2022)年1月29日(土):9:00~1月30日(日):17:00
※発表件数などにより、時間変更の可能性があります。

大会テーマ

「未来を託す担い手の育成」

 私たちは、動物園水族館、教育機関やフィールドなど活動の場は異なっても、生物多様性保全や持続可能な社会の構築など目指す未来には多くの共通点があります。しかし、その実現は一朝一夕になされるものではありません。将来にわたって生き物や自然環境、人々との関わりを考えていくためには人材の確保が重要となります。そこで、本大会では次世代の担い手を発掘し、育てていくため、これまで多様な所属や年代で交流してきたZOO教研ならではのポジティブな発表や意見交換ができる場にしていきたいと思っております。学生をはじめ(初めての方も大歓迎)幅広い年代の皆様の発表・参加をお待ちしております。

大会スケジュール

【1月29日(土)】 

 ■  9:00~ 9:15 オリエンテーション

 ■ 10:00~12:00  基調講演+パネルディスカション

『動物園・水族館が紡ぐ持続可能な社会』

 一部 基調講演 9時15分~10時15分
 『持続可能な社会の拠点としての動物園・水族館』
   講師:高川 晋一 氏

(休憩)5分

 二部 パネルディスカッション
  『 動物園・水族館での実践と展望』

 パネリスト:高川 晋一
 パネリスト(水族館):アクアマリンふくしま  
 パネリスト(動物園):盛岡市動物公園ZOOMO

 ■ 13:00~17:00 口頭発表、ポスター発表

 ■ 18:00~20:00 意見交換会

【1月30日(日)】

 ■  9:00~ 9:05 オリエンテーション

 ■  9:05~14:30  口頭発表

 ■ 14:30~16:00 自由企画
(オンラインプログラムのデモンストレーションや特定のテーマに沿った議論などを行う時間とします)

 ■ 16:00~17:00 総会

基調講演講師プロフィール

 高川 晋一(たかがわ しんいち)

 ■ 所属: 公益財団法人 日本自然保護協会

 ■ プロフィール

  東京大学農学生命科学研究科にて博士号を取得後、2006年より現職。市民を主体にした全国規模の自然環境モニタリング調査や、全国の約8000人の自然観察指導員の養成、都市近郊の里山の保護問題、里山の保全活動計画の策定支援などを担当している。専門は保全生態学。

【日本自然保護協会とは】

 尾瀬の水力発電所建設計画に対する自然保護運動をきっかけに組織され、1951年に「日本自然保護協会」と改名。その後も白神山地や海上の森万博開発計画、沖縄の辺野古・泡瀬干潟など、全国で自然保護活動に取り組んできた。また政府への政策提言や、自然観察指導員の養成、里山など全国での市民参加型調査の実施などにも取り組み、政策提言・調査研究・環境教育の3つを柱に全国の約2万人の会員とともに取り組んでいる。

参加方式

  • 本研究会ではすべてのプログラムをWeb会議ツールZoomを使用して行います。このため、インターネット接続環境が必要となります。
    発表者はZoomアプリがインストールされたカメラ・マイク付きのパソコン・スマートフォン・タブレットが必要です。参加のみであれば、インターネットブラウザーから見ることができます。なお、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使用しますので、使用されるZoomアプリは最新版をインストールしてください。
  • 本ウェブ大会のプログラムと要旨集は、自由にご覧いただけるよう日本動物園水族館教育研究会のホームページに掲載します。
  • ウェブ大会の参加に必要なスケジュールの詳細やZoom会議室のURL、ポスター発表のポスター等の情報は、非公開のウェブ大会専用ページを設立し、掲載します。大会専用ページのURLは、参加申込みをいただき、年会費もしくは(学生)参加費の入金が確認された方にのみ、1月21日(金)までに、参加申込みの際に登録をいただいたE-mailアドレスにご連絡いたします。なお、参加申込みをしていない人に大会専用ページのURLを知らせることは厳禁とします。
  • ポスター発表のポスターは、開催1週間前の1月22日(土)より、大会専用ページにファイルを掲載します。ポスター発表は、発表者毎にブレイクアウトルームを設けて質疑応答を行います。各ポスター発表のURLは大会専用ページに掲載します。
  • 口頭発表、ポスター発表、自由企画について発表者と実行委員会の許可なく、録画録音やスクリーンショットなどによる記録・保存・撮影をすることは禁止とします。

参加資格

 会員、団体会員(一団体5名まで)、一般参加、学生参加

主 催

 日本動物園水族館教育研究会
    ホームページ:https://jzae.jp/

後援(予定)

 (公社)日本動物園水族館協会(予定)

ウェブ大会実行委員

 委員長  栃木県なかがわ水遊園  渡辺 裕介

 副委員長 京都市動物園 岡部 光太

 実行委員
  動物教材研究所pocket 松本 朱実
  SARU 外平動物総合事務所 外平 友佳理
  日本モンキーセンター 赤見 理恵
  群馬サファリパーク 中川 真梨子
  アドベンチャーワールド 大本 拓輝
  大牟田市動物園 冨澤 奏子
  沖縄こどもの国  金尾  由恵
   横浜市緑の協会 長倉 かすみ

参加申し込み

(1)「参加・発表申込書」について

  次の URL又はQRコードより「参加・発表申込みフォーム」にアクセスして、参加及び発表の申込みを行ってください。締切りは、令和3年12月12日(日)です。

【参加・発表申込みフォームURL】https://ws.formzu.net/fgen/S92220239/

(2)参加費について

【会員】
 本大会の参加費は無料ですが、年会費3,000円が未納の方は年会費を納入してください。お振込みいただく年会費の金額は、延滞の有無により同封の払込取扱票に記載しています。振込み方法は、(3)①を参照してください。

【団体会員】
  同封の請求書に記載した金額を指定の振込先に送金してください。

【新規入会者】
 新規入会の旨を書き添えた上で、入会金1,000円及び年会費3,000円を(3)②を参照の上、お振込みください。また、これと同時に当研究会のホームページの入会申し込みページ https://jzae.jp/member_gaiyo/ より申込みフォームにアクセスをして会員情報を登録してください。会員には、毎年、研究会誌と研究会の開催案内をお送りします。

【会員以外】
 一般参加の方は4,000円、学生参加の方は2,000円を(3)②を参照の上、払い込みください。

(3)払い込みについて

① 会員の方

 ア 同封の払込取扱票をご利用ください。
※団体会員には請求書を送付しますので、請求書の金額を指定の口座にお振込みください。
 イ 通信欄には、必ず「住所、氏名」をご記入ください。会員情報を登録した際の内容に変更がある場合には、その内容を記載してください。
 ウ 払込手数料はご負担ください。
 エ 郵便局窓口にて払い込みください。
 オ 領収書をご希望の方には、通信欄にその旨と明細をご記入ください。入金確認後に郵送いたします。

② 新規入会及び学生参加の方
  ア 払込用紙は、郵便局窓口の備え付けの払込取扱票(青色)をご利用ください。
 イ 通信欄には、必ず「代金内訳(新規入会、または、一般参加費、学生参加費等)、住所、氏名、連絡先電話番号、E-mailアドレス」をご記入ください。
 ウ 払込手数料はご負担ください。
 エ 郵便局窓口にて払い込みください。
 オ 領収書をご希望の方には、通信欄にその旨と明細をご記入ください。入金確認後に郵送いたします。

※一般参加、学生参加の方で入金後に参加をキャンセルする場合にも、返金はいたしませんのでご注意ください。

③ その他
他の金融機関からの振込など、上記以外の納入方法については事務局にご相談ください。

振込み先 / ゆうちょ銀行  
番号:02220-0-0114670
名義 /日本動物園水族館教育研究会

発表申し込み

(1)発表方法

 発表者は会員(研究発表申し込み締切日までに申込み手続きが完了をした人)および、共同発表者に会員を含む学生に限ります。会員の発表における共同発表者には会員以外が含まれていても構いません。発表は「口頭発表」「ポスター発表」のどちらかで1題のみです。

なお、「自由企画」については口頭発表・ポスター発表の発表者も重複して企画者となることができます。

① 口頭発表

 ア 発表時間は10分~15分を予定しています(質疑応答を含む)。

 イ 口頭発表は、Zoomの画面共有を用いて発表者からのリアルタイム配信によって行います。質疑応答も座長進行のもと、Zoom で行います。

② ポスター発表

 ア ポスター発表は、事前に提出されたポスターのデータをPDFファイルにて大会専用ページに掲載します。

 イ ポスター発表者には、それぞれに専用のブレイクアウトルームを開設し、質問等のある方は、対象のブレイクアウトルームを訪問する方式をとることを予定しています。

 ウ ポスターのデータの作成方法や提出先は、後日、発表者に連絡します。

③自由企画(別途申込み)

 ア 自由企画は、Zoomを活用したオンラインプログラムのデモンストレーション、特定のテーマに関わる議論などを想定しています。時間は最長90分で、最大5件を同時進行で開催する予定です。開催内容や実施方法の詳細は、当研究会のホームページに掲載しますので、実施を希望される方は、ご確認の上、申し込みをするようお願いします。

 イ 応募数が多い場合は、「参加・発表申込みフォーム」に記された企画の概要を当研究会の役員が審査し、自由企画としてふさわしいものを採択させていただきます。またテーマが共通する企画については合同で行うご提案をする場合もあります。

(2)発表申し込み方法

発表申し込み、 発表要旨提出締切り:令和3年12月12日(日)

 ①口頭発表、ポスター発表、自由企画ともに 10(1)に記載したとおり、参加申込みと一緒に「参加・発表申込みフォーム」より発表の申込みをしてください。

 ② 口頭発表及びポスター発表の発表要旨は、12.発表要旨作成要領を参照の上、Wordファイルデータ(.docx形式)として、下記の発表要旨提出先へ提出をしてください。

【発表要旨テンプレートはこちら(Wordデータ)】

締切りは、発表申込みと同じ令和3年12月12日(日)です。

 ③ 口頭発表を申し込まれた方には、大会開催の一ヶ月前までに全員にポスター発表への変更の是非をメールにて連絡します。審査結果のメールが届かなかった場合には、ご面倒をお掛けしますが、事務局までご一報ください。

 ④  自由企画に申し込まれた方は、実施の可否を申込み締切日終了後に審査をして申込みをした方全員にメールでお知らせします。実施をお願いする方には、そのメールに要旨の提出要領を記載しますので、それに則り提出をしていただきます。

【自由企画募集要項はこちらを御覧ください(PDF)】

<発表要旨提出先>

群馬サファリパーク 中川 真梨子
E-mail: nakagawa@safari.co.jp
締切り:令和3年12月12日(日)

発表要旨作成要領

(1)要旨の書き方について

 下記発表要旨の様式に沿った形で提出してください。様式が整っていないものは受け付けませんので注意してください。なお研究会ホームページにも様式を準備しますので適時活用して作成してください。

 ①  Word2007以上のファイル形式(拡張子が.docx)で作成し、原稿サイズA4縦で、1ページに横書きとする。

 ②  上下余30mm、左右余白25mm、1行36文字40行に設定し、段組みは使用しない。

 ③  1行目には、発表演題をフォントサイズ16p、ゴシック体で記述しセンタリングする。

 ④  2行目は余白とする。

 ⑤  3行目には、フォントサイズ10.5pt、ゴシック体で発表者名、続けて共同研究者を右寄せで記述し、発表者名の頭に○印をつける。

 ⑥  4行目には、ゴシック体で発表者の所属先(勤務先)を右寄せで記述する。

 ⑦  5行目は余白とする。

 ⑧  6行目から発表要旨を記述する。フォントサイズは10.5pt、明朝体とする。前記③~⑦を含め、A4用紙1枚に収めて記述する。

 ⑨  句読点は、「。、」を使用する。

 ⑩  発表要旨は当日の発表内容について簡潔にまとめられたものである。無駄な前文が長く、「当日は●●について報告する」とならないように気を付けること(その報告する●●の内容を記述するのが要旨である)。内容は、研究目的・方法・結果・考察などの概要をできるだけ具体的にかつ簡潔に記述されたものとする。

(2)その他

  発表要旨の内容に問題があった場合には、発表者には内容の訂正を依頼する場合があります。また、発表要旨の体裁に不備があった場合には、一部修正を加えることがありますので、ご了承ください。

その他

(1)研究倫理・コンプライアンスの遵守

本研究会で発表される研究は、研究倫理・コンプライアンスを遵守したものに限ります。発表の申込みをされる前に問題がないか確認をしてください。

(参考)

文部科学省のガイドライン

「研究活動における不正行為への対応等に 関するガイドライン」研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン(平成26年8月26日文部科学大臣決定) (mext.go.jp)

(2) Zoomの使用方法

 大会への参加方法(Zoomの設定や使用方法など)の詳細については、2021年内を目途に研究会のホームページに掲載します。また、その他ご不安な点やご不明な点がありましたら随時回答をさせていただきますので、ご気軽にご連絡ください。

申込み及びお問合せ先

(1)発表要旨の提出先

 ■ 群馬サファリパーク 中川 真梨子
  E-mail: nakagawa@safari.co.jp

(2)自由企画に関する問い合わせ先

 ■(公財)横浜市緑の協会 長倉 かすみ
   E-mail: naagakura@hama-midorinokyokai.or.jp

 ■動物教材研究所pocket 松本 朱実
  E-mail:akemims@gold.ocn.ne.jp

(3) Zoomの使用や発表方法等大会運営に関するお問合せ

 ■日本モンキーセンター 赤見 理恵
  E-mail: rie.akami@j-monkey.jp 

(4)参加申込み、会費・参加費、会員登録等に関するお問合せ

 ■事務局 アクアマリンふくしま 古川 健
  電話0246-73-2528 E-mail: furukawa@aquamarine.or.jp

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